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中小公庫レポート01-4
中小公庫レポート「中小企業にとっての産学連携の現状と課題」について
中小公庫調査部では、近年の制度や支援態勢の整備等を背景に増加しつつある中小企業による産学連携の状況と、中小企業が産学連携に取り組む上での課題や留意点についてとりまとめた標記レポートを作成した。
なお、本調査は、神鋼リサーチ(株)への委託により実施した。レポートの概要は以下のとおりである。
- 1. 産学連携の現状
産学連携の制度概要や実績などについて、近年は大学等が組織的に産学連携を推進する制度や体制に変化しつつあり、実績面でもこれに沿った変化が表れてきている状況を概観している。
- 2. 大学等における産学連携の取組状況
大学等へのヒヤリングをもとに、取組みの活発化、組織的対応の推進や中小企業への注目の高まりといった近年の変化を概観している。また、大学側は、(1)大学の論文評価主義やコーディネーターの不足など、(2)中小企業側の大学・先生への認識不足や相談内容の不明確さなどを、問題点と見ている。
- 3. 中小企業における産学連携の取組状況
主に産学連携を実施した中小企業を対象に実施したアンケートからは、産学連携の実施が最近増えており、小規模な企業による実施も少なくないこと、実施上の問題点はなお多く感じているが、今後の実施意欲は高いことなどの結果をまとめた。また、中小企業による事例を、取り組み経緯や留意点などを中心に紹介している。
- 4. 中小企業の産学連携に向けて
これらの実態から見えてくる企業と大学の意識のギャップの内容を整理した上で、成功事例などを踏まえて、(1)目的の設定・明確化、(2)先生・大学の探索、(3)先生・大学へのアプローチ、(4)信頼関係の構築、(5)実施段階、の各段階毎に留意点を整理した「産学連携成功のポイント」をまとめている。
マニュアル編
これから産学連携への取り組みを検討する中小企業を想定し、「産学連携のポイント」に具体的なアクションの要点を加えた「大学の先生とうまく付き合う方法等」、7つの大学の取組状況の例、大学やコーディネーターなどからの中小企業へのアドバイス一覧表を収録している。
なお、本レポートでは、本調査で実施したアンケート結果の一部しか紹介していない。このアンケート結果の全体についてご興味のある方は、本ページからダウンロードするか、調査部産業調査課(Tel:03-3270-1269)に直接問い合わせされたい。